【番外編】ニルップ島ガイド【2026年版】シンガポールから行く近隣リゾート
シンガポールから少し足を延ばせば、本格リゾートへ。ただし“国外・パスポート必須”の番外編です。在住の編集部が正直にまとめました。
【番外編】この記事で紹介するニルップ島(Nirup Island)は、シンガポールの島ではありません。 インドネシア・リアウ諸島(バタム近く)にある国外のリゾート島で、行くにはパスポートと出入国手続きが必要です。「気軽に行ける離島」ではない点を、最初にはっきりお伝えしておきます。そのうえで、シンガポールから少し足を延ばせば本格リゾートが楽しめる——そんな特別なお出かけ先として、行き方と過ごし方、注意点を正直にまとめました。
掲載の料金・提供内容はすべて執筆・確認時点の目安です。人数・曜日・祝日・シーズンのほか、事業者側のプラン改定などで変更される場合があります。ご利用前に、必ず各事業者の公式サイト・公式情報で最新の内容をご確認ください。
料金・掲載情報の確認日:2026年7月(以降に変わっている可能性があります)
選び方|3つの軸
「日帰りか宿泊か・何を求めるか・予算感」の3つで考えると、自分に合った過ごし方が見えてきます。
日中だけヴィラを使うか、ヴィラに泊まってじっくり滞在するか。直行フェリーで行くなら宿泊が前提です(いずれもパスポートと出入国手続きは必要)。
ビーチやプールでのリゾート気分か、スパでのんびり癒やされたいか、ウォーターヴィラでの非日常か。求めるものでプランを選びましょう。
日中だけのヴィラ利用(船は別)から、プール付きヴィラの宿泊まで幅があります。無料の離島とは異なり、基本は有料リゾート前提です。
行き方・過ごし方おすすめ6選
直行フェリーと貸切ヨットでの行き方から、日帰りデイパス、ヴィラ滞在、ビーチやスパまで。滞在スタイルと予算で選んでください。
※ ランキングではなく、タイプ別の編集部おすすめ順です
シンガポール直行フェリー(Horizon Fast Ferry)
こんな人に → シンガポールから直行で、本格リゾート島へ渡りたい
シンガポールのHarbourFront(Singapore Cruise Centre)から、ニルップ島へ 直行するHorizon Fast Ferry。所要は約45分ですが、ここはインドネシア領のため パスポートと出入国手続きが必要です。運航は月・水・金〜日の1日1便で、帰りの便は着いてすぐに出るため、フェリーでの日帰りはできません。
- ◎HarbourFront発、約45分。往復 エコノミー S$76・ビジネス S$116
- ◎出発の60〜90分前に到着し、CIQ(出入国)手続きを
- ◎月・水・金〜日の1日1便。行きは13:05発、帰りは現地13:15発(シンガポール15:00着)
02ONE LOTUS(貸切ヨットでニルップ島へ)(ワンロータス)
こんな人に → フェリーの運航日に縛られず、グループだけで移動したい
ONE°15マリーナ発の貸切パワーカタマランで、ニルップ島のリゾート桟橋へ直接係留するプラン。航行は約1〜1.5時間が目安で、滞在中もヨットが島で待機します。国外航路のため、パスポートと事前の出入国手続きが必要です。 なお、当メディアの運営チームが手がけるサービスのため、その点はあらかじめお伝えしておきます。
- ◎運航日に縛られず、日程と滞在プランを相談できる
- ◎HarbourFrontの旅客ターミナルを使わず、マリーナ側で必要なCIQ手続きを行う
- ◎滞在中もヨットが待機し、帰路もグループだけで移動
- ·発着は ONE°15 Marina(セントーサ・コーブ)
- ·料金は日付・人数で変動します(目安・要確認)
- ·WhatsApp で日程・人数を気軽に相談できます
ヴィラ・デイパス(日中だけヴィラで過ごす)
こんな人に → 宿泊せず、プール付きヴィラでリゾート気分を味わいたい
プール付きの2ベッドヴィラを日中だけ使えるプラン(10:00か12:00〜17:00)。食事と飲み物、モーターを使わないマリンスポーツが付きます。往復の船は含まれず、バタムの Horizon Fast Ferry の窓口で別に買う形です。シンガポールからの直行フェリーは時刻がこの時間帯に合わないため、バタム経由か貸切の船で渡る場合に向いています。
- ◎IDR 5,000,000で4名まで(追加は1名まで・IDR 1,000,000)
- ◎前菜・主菜・飲み物が1人1つずつ、ヴィラ内の水とソフトドリンク付き
- ◎往復の船は別料金(バタムの窓口)。期間は2026年12月30日まで
The Westin Nirup Island(ヴィラ滞在)
こんな人に → ヴィラに泊まって、非日常のリゾートをじっくり味わいたい
2025年に開業した、島のメインリゾート。プライベートプール付きのヴィラや、 ウォーターヴィラに滞在でき、上質な非日常を過ごせます。記念日や特別な 旅行に向く一方、料金帯は高めなので予算と相談を。
- ◎プール付きの広いヴィラ(1〜4ベッド)が中心
- ◎2ベッドヴィラは1泊 S$1,448前後〜が目安(変動・要確認)
- ◎宿泊にもパスポート・出入国手続きが必要
ビーチ&シーポーツ(島での水遊び)
こんな人に → リゾートのビーチやプールで、のんびり水遊びしたい
島ではビーチでのんびり過ごしたり、シーポーツやプールで水遊びを楽しめます。 整備されたリゾート環境なので、シンガポールの“手つかずの離島”とは対照的に、 設備が整っているのが特徴です。利用範囲はプランにより異なります。
- ◎ビーチ・プール・シーポーツなどリゾート内で完結
- ◎デイパスや宿泊プランに含まれる範囲は要確認
- ◎整備された環境で、家族やグループでも過ごしやすい
スパ・ウェルネスでのんびり
こんな人に → 海を眺めながら、静かに癒やされる時間を過ごしたい
リゾートのスパやウェルネス施設で、海を感じながらゆったり過ごすのも ニルップ島ならではの楽しみ方。アクティブに動くより、静かにリラックス したいカップルや大人の旅に向いています。料金・メニューは要確認です。
- ◎海辺のリゾートで受けるスパ・ウェルネス体験
- ◎アクティブ派よりのんびり派・大人の旅向き
- ◎メニュー・料金は変動するため事前確認を
料金の目安をひと目で
いずれも目安です。人数・曜日・シーズンで変わるため、必ず公式で最新料金をご確認ください。
表は横にスクロールできます →
| 事業者 | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 直行フェリー(往復) | S$76〜 | 国外・要パスポート |
| ONE LOTUS(貸切ヨット) | 要相談 | 日程と移動の自由度 |
| ヴィラ・デイパス(日中) | IDR 5,000,000 / 4名まで(船は別) | 宿泊せずヴィラで過ごす |
| Westin ヴィラ滞在 | 2ベッド S$1,448〜 / 泊 | 非日常の宿泊 |
| ビーチ&シーポーツ | 要確認 | リゾートで水遊び |
| スパ・ウェルネス | 要確認 | 静かに癒やされたい |
ニルップ島とは(インドネシア領)
ニルップ島は、インドネシアのリアウ諸島州(バタム近郊)にある小さなリゾート島です。シンガポールから直線距離は近いものの、国境を越えて渡るインドネシア領であることがポイント。2025年には「The Westin Nirup Island Resort & Spa」が開業し、プール付きヴィラやウォーターヴィラ、スパなどを備えた本格的なリゾートとして注目されています。シンガポールの“手つかずの離島”とは対照的に、整備された有料リゾートだと考えてください。
行き方とパスポート・出入国手続き
一般的な行き方は、HarbourFront(Singapore Cruise Centre)発のHorizon Fast Ferryで約45分。往復エコノミーでS$76〜が目安です。ただし、運航は月・水・金〜日の1日1便(シンガポール13:05発、帰りはニルップ島を現地13:15に出発)。着いてすぐに帰りの便が出るため、フェリーで行くなら宿泊が前提です。時刻は変わることがあるため、必ず最新のスケジュールを確認してください。
もう一つの選択肢が、ONE°15マリーナからの貸切ヨットです。ONE LOTUSの場合、航行は約1〜1.5時間が目安。フェリーの運航日や旅客ターミナルの行列に縛られず、リゾート桟橋へ直接係留し、滞在中もヨットが島で待機します。こちらも国外航路のため、パスポートと事前の出入国手続きは必須です。
そして最重要なのが出入国手続きです。ここは国外なので、
- パスポート(残存6か月以上が目安)を携帯する
- 出発の60〜90分前に到着してCIQ(出入国)手続きを行う
- インドネシアのオンライン渡航申告(All Indonesia)を事前(最大3日前から)に済ませる
- ビザの要否は国籍により異なるため、日本国籍を含め最新の入国要件を確認する
といった準備が必要です。シンガポールの離島感覚で「ふらっと」行ける場所ではない点に注意しましょう。
島での過ごし方
島での過ごし方は、リゾートならでは。ビーチやプールでのんびり、シーポーツで水遊び、スパで癒やされる、あるいはウォーターヴィラに泊まって非日常を味わう——アクティブにもゆったりにも楽しめます。日帰りならデイパスで主要な施設を体験でき、宿泊ならヴィラでじっくり滞在。設備が整っているので、家族やカップル、グループまで幅広く過ごせます(利用範囲はプランにより異なるため要確認)。
知っておきたい注意点
楽しい一方で、シンガポール国内の海遊びとは勝手が違う点を押さえておきましょう。
- 出国が必要:パスポート・出入国手続き・渡航申告が前提(日帰りでも同じ)。
- 通貨・時差:現地はインドネシア・ルピア(IDR)、時差はシンガポールより1時間遅れ。
- 有料リゾート前提:無料で過ごせる場所ではなく、フェリー・デイパス・宿泊とも事前予約が基本。
- 情報が変わりやすい:運航日・料金・入国要件は変動しやすいため、出発前に必ず公式で再確認を。
日程と予算を優先するならフェリー、グループだけの移動と滞在時間の自由度を重視するなら貸切ヨット、と使い分けるのが分かりやすい考え方です。
ベストシーズンは、雨が比較的少ない乾季(おおむね5〜9月ごろ)が過ごしやすいとされますが、天候は年により変わるため、渡航前に最新の気象情報も確認しておくと安心です。
よくある質問
パスポートは必要ですか?+
必要です。ニルップ島はインドネシア領のため、シンガポールから渡るには出国・入国の手続きがあり、パスポート(残存6か月以上が目安)が必須です。オンラインの渡航申告(All Indonesia)も求められ、ビザの要否は国籍により異なるので事前確認を。
日帰りでも行けますか?+
シンガポールからの直行フェリーは1日1便で、着いてすぐに帰りの便が出るため、フェリーでの日帰りはできません(2026年10月の公式の時刻表)。日中だけヴィラを使う「ヴィラ・デイパス」(IDR 5,000,000・4名まで・船は別)はありますが、バタム経由や貸切の船で渡る場合に向いた内容です。出入国手続きもあるため、時間に余裕を持った計画を。時刻は変わることがあるので、必ず最新情報を確認してください。
貸切ヨットでもニルップ島へ行けますか?+
ONE LOTUSでは、ONE°15マリーナからニルップ島のリゾート桟橋へ向かう貸切プランを相談できます。航行は約1〜1.5時間が目安で、滞在中もヨットが待機します。国外航路のためパスポートとCIQ手続きが必要です。日程・料金・必要書類は予約前に確認してください。
シンガポールの離島と何が違いますか?+
いちばんの違いは“国外”であることです。ラザロ島などシンガポールの離島はパスポート不要・入場無料で行けますが、ニルップ島はパスポートと出入国手続きが必要で、基本は有料リゾート。手軽さよりも、本格的なリゾート体験を求める人向けの番外編です。
まとめ
ニルップ島は、「シンガポールから一番近い“海外リゾート”の一つ」と言える番外編の行き先です。パスポートと出入国手続きという一手間はあるものの、それを越えれば本格的なリゾート時間が待っています。フェリーなら運航日、貸切ヨットなら日程・行程とCIQ手続きを事前に確認し、どちらの行き方でも最新の入国要件を確認して、余裕を持って出かけてください。
予約前に知っておきたいこと
ここは“国外”。パスポート必須
ニルップ島はインドネシア領です。シンガポールの離島とは違い、パスポート(残存6か月以上が目安)と出入国手続きが必要。日帰りでも同様です。
渡航申告・ビザを事前確認
インドネシア入国にはオンラインの渡航申告(All Indonesia)が求められます。ビザの要否は国籍により異なるため、日本国籍を含め最新の入国要件を必ず事前に確認してください(要確認)。
通貨・時差・予約前提に注意
現地通貨はインドネシア・ルピア(IDR)、時差はシンガポールより1時間遅れ。基本は有料リゾートのため、フェリーと滞在は事前予約が前提です。
